Meshtasticとは?
Meshtasticは、小型で手頃な無線モジュールをメッシュ通信ネットワークに変えるオープンソースプロジェクトです。Karidaが販売するデバイスに搭載されている技術です。
メッシュの仕組み
各デバイスは送信機であると同時に中継機でもあります。メッセージを送ると、デバイスが無線で周囲に発信します。近くにあるMeshtasticデバイスがそれを受信し、自動的にさらに先へ転送します。これを繰り返してメッセージが相手に届きます。これが「メッシュ」の意味です。デバイスが増えるほどネットワークが強くなります。
この仕組みにはいくつかの特長があります:
- インフラ不要。 サーバーも、アンテナ塔も、インターネット接続も必要ありません。デバイス同士が直接通信します。
- デバイスが増えるほど通信範囲が広がる。 森の中では1〜3km程度の到達距離ですが、尾根の上にデバイスを置くことで範囲が2倍以上になることもあります。
- デフォルトで暗号化。 メッセージはエンドツーエンドで暗号化されています。グループ外のデバイスがメッセージを中継しても、内容を読むことはできません。
できること
- デバイス間でテキストメッセージを送信
- 共有マップでGPS位置情報を共有
- グループごとに複数のプライベートチャンネルを設定
- 気温、バッテリー残量などのセンサーデータを送信
- インターネットや携帯電波なしで動作
なぜMeshtasticを選んだのか
Meshtasticは世界中で広く使われており、活発にメンテナンスされているオープンソースプロジェクトです。iOSとAndroid両方のアプリが利用でき、安価なハードウェアで動作します。オープンソースであるため、特定の企業に依存するリスクがなく、サービス終了の心配もありません。
無線の専門知識がなくても使えて、実用的で手が届きやすい圏外通信の選択肢として、Meshtasticを採用しています。
日本でのMeshtastic
日本では、無線デバイスを合法的に使用するために技適認証(技術基準適合証明)が必要です。海外で販売されているMeshtasticハードウェアの中には、日本の技適を取得していないものもあります。
Karidaのショップに掲載されているすべてのデバイスは、日本の920 MHz帯に対応した技適認証済みです。詳しくは法令とコンプライアンスをご覧ください。
関連リンク
- Meshtastic公式ドキュメント - 詳細な技術仕様(英語)
- デバイスの選び方 - どのハードウェアを購入するか
- 初期セットアップ - デバイスの使い始め方